「言葉」を使い相談技術で人を助けることができる使命感がやりがいに(美幌町:永倉雅史さん)
【美幌町】永倉 雅史さん(美幌町立国民健康保険病院 地域医療連携室 メディカルソーシャルワーカー)
仕事について
『自分の言葉が悩んでいる人の後押しに』
高校卒業後は、釧路の専門学校で介護の勉強をしました。将来を考えたときに、手に職をつけたいと思っていたところ、クラスメイトが介護の道に進んだのを見て、そういう道もあることを知りました。仕事を始めてみたら、社会保障の担い手として、使命感や正義感に繋がる大切な仕事だったため、だんだんと興味を持ちました。
また、医療福祉の分野は介護だけではなく、いろいろな仕事があることも知りました。初めは介護士をやっていましたが、現在は、患者さんやそのご家族の相談にのる「医療ソーシャルワーカー」という仕事をしています。
介護士は体を使って人を助ける仕事ですが、医療ソーシャルワーカーは言葉を使って助ける仕事。必ずしも納得する答えを導き出すことはできませんが、自分の「言葉」で、人に喜んでもらえたり、前に進んでもらうことができます。これまで続けてこられたのも、そういったところで自分に自信が持てたり、やりがいを感じているからですね。
オホーツクへの想い
『オホーツクの自然はストレス発散に最適』
若いころは都会に憧れたこともありましたが、年を重ねていくうちに、自然や地元の良さを感じるように。働いていると大変なときもありますが、プライベートを充実することでストレス発散しています。オホーツクは自然豊かで、ストレスを発散するには恵まれた環境。釣りやキャンプなど健康的な遊びが充実していて、すごく癒されます。
地域との関わり
『繋がりを持つことで地域を守る手助けに』
医療・介護・地域は、どこか一つががんばってもダメで、みんなが同じ目線で社会保障を守っていかなくてはいけません。それが、地域を守ることへと繋がります。そういった意味では、行政や福祉、地域の方々と日ごろから連絡を取り合いながら、繋がりを持つように心がけています。町の医療福祉が充実していく手助けができればと思っています。
【会社情報】
美幌町立国民健康保険病院
〒092-0004 美幌町仲町2丁目38番地
TEL:0152-73-4111