知床の魅力を伝えるメッセンジャーに!!世界遺産でたくさんの人と繋がれる(斜里町:村上晴花さん)
【斜里町】村上 晴花さん(北こぶしリゾート 株式会社知床グランドホテル 経営戦略室)

仕事について
『ヒグマを通じた知床との運命の出会い』
大阪出身で高校まで大阪にいましたが、大学進学で初めて北海道に来ました。もともと動物が好きで、動物に関わる仕事がしたいとぼんやりと考える中で、獣医師や動物園の飼育員などをイメージしていました。でも、大学の進学説明会で、野生動物の研究という道があることを知り酪農学園大学に進学。私はヒグマの研究を専門にしていました。その時に、1週間ほど知床に来る機会があり、世界遺産「知床」の魅力にすっかりはまってしまって。その後、就職活動を始めた時に、たまたま今働いているホテルの求人を見て「これだ!」と決めました。
もともと観光が好きなので、実際に働いてみてスゴくおもしろいです。現在はSNSやメディアの取材を通して情報発信をしたり、主に広報の仕事をしています。一言でいうと「ホテルと知床をつなぐ仕事」だと思っています。もっと知床の魅力を勉強して、私なりにその魅力を伝えていきたい。この町を好きになってもらえるきっかけになってもらえると嬉しいです。

地域との関わり
『ここへ来た人たちには知床のファンに!』
私は世界遺産の雄大な自然に心をわしづかみにされました。すごく日本離れしていて、大阪では絶対に見ることのない風景。「世界遺産に行きたい」という思いで、たくさんの人たちが来ます。でも、ガイドブックなどでは伝わらない知床の魅力はもっとたくさんある。一生に一度ではなく、何度も足を運んでほしい。そのために全力で知床の魅力を伝えたいと思います。
地域交流について
『自分たちが楽しんでいれば人は集まってくる』
会社が始めた、人とヒグマの共生を目指す活動「クマ活」の実行隊長に選ばれました。ヒグマがひそむ「草やぶ」をかり取るのに、会社や地域の人たちと協力したり、大学時代の先生と情報交換しながら取り組んでいます。ゴミ拾い活動も始め、最初は友人と二人だったのが「知床のために何かしたい」という人たちが集まってくれて100人近くまで増えました。

【会社情報】
北こぶしリゾート 株式会社知床グランドホテル
〒099-4355 斜里町ウトロ東172番地
TEL:0152-24-2021