2022.03.25
オホーツク総合振興局

小さいころから身近にあった仕事 今は魚を獲ることが楽しくてやりがいに(雄武町:佐藤友亮さん)

【雄武町】佐藤 友亮さん(雄武漁業協同組合 青年部長)

 

仕事について

『魚は獲れれば獲れただけ嬉しい』

 中学まで雄武で、高校は旭川の高校に進学しました。卒業後は、美容師になろうと旭川の美容専門学校に進学し、そのまま旭川で美容師に。父親が漁師で、自分が25才の時に「家を継がないか」と言われ、地元に戻ってきました。小さいころから父親の姿を見て、手伝いもしていたので、頭のどこかに漁師という仕事はあったと思います。父親から漁師をやらないかと言われた時は、迷うこともなく引き受けました。

漁は、他の漁師たちと一緒にサケを獲っています。さけ漁は9~11月いっぱいなので、漁に出ないときは網を直したり、道具の整備をしています。夜中に沖に出て、朝7~8時には戻ってくるので、そのあとは一人で船に乗って、昆布やタコなどを獲りに2時間ほど海に出ることも。
漁師の魅力はやはり“魚を獲ること”。漁に出て、魚がたくさん獲れたときは嬉しいですね。仕事終わりに食べるチャンチャン焼きは最高ですよ!

 

オホーツクへの想い

『地元は魅力的で働きやすい環境』

まわりから見たら何もない町と思われるかもしれませんが、海産物もあるし、農家の人もたくさんいて農作物も採れるし、何もないということは全くなく、魅力的な町。小さな町なので、近所の人たちが「あそこん家の子かい」と、みんなよく声をかけてくれます。みんな顔見知りで、どこのだれだか分かっているので交流もあり、すごく働きやすいですね。

 

地域との関わり

『地域交流をしながら地元に貢献』

漁業組合の青年部長をやっています。青年部みんなで地元のお祭りに参加したり、雄武はオホーツクサイクリングのスタート地点だったので、会場でカニ汁を提供したりもしていました。毎年秋には、感謝の意味も込めて、組合員みんなで漁港のゴミ拾いなど清掃活動もしています。海の仕事をしているので、浜に貢献したいという想いはありますね。

 

 

【会社情報】

雄武漁業協同組合

〒098-1702 雄武町雄武1865

TEL:0158-84-2531

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